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「クドカン」の名作ドラマ4選|‘‘あまちゃん“を生み出した天才脚本家!

りょーこ
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クドカン初のラブストーリー「マンハッタンラブストーリー」の感想。
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りょーこ
「ぼっち愉楽と私の戯言」の運営者です。 ぼっち愉楽(ゆらく)と私の戯言(ざれごと)は、マンガ、本、日本ドラマ、邦画、カフェ、旅などを狭く深く愉しむメディアです。

 

「池袋ウエストゲートパーク」「木更津キャッツアイ」、「タイガー&ドラゴン」などのヒットドラマをはじめ、
NHKの連続テレビ小説「あまちゃん」でも脚本を書き、日本中を沸かせたクドカンこと「工藤官九郎」さん。

 

 

 

大人計画OFFICIAL WEBSITE より出典

 

2019年の大河ドラマ「いだてん」の脚本も書いている。
最近だと、2016年に放送された「ゆとりですがなにか」も最高に面白かった。

クドカンの愛称で親しまれる彼ですが、松尾スズキがひきいる劇団「大人計画」の一員だ。
「マンハッタンラブストーリー」は、わたしが松尾スズキの大ファンになったキッカケのドラマでもある。

クドカンドラマにもよく登場する「松尾スズキ」大好き。
ちょっと挙動不審きょどうふしんなかわいいおじちゃんだ。

 

 

「クドカン」の名作ドラマ4選

大人計画OFFICIAL WEBSITE より出典

 

大人計画には「阿部サダヲ」「星野源」「荒川良々あらかわよしよし 」「平岩紙ひらいわかみ」なども名を連ねている。

その大人計画の出世頭と言えば、阿部サダヲや星野源が有名だ。
正直、星野源がこんなに売れるとは思っていなかったけど・・ (笑)

大人計画OFFICIAL WEBSITE

 

さて、たくさんの作品を書いている脚本家「宮藤官九郎」の、名作ドラマ4選をおすすめしていきたい。

 

もくじ

クドカンの名作・その1|「マンハッタンラブストーリー」

 

‘‘Amazon‘‘より出典。

 

ドラマ「マンハッタンラブストーリー」は、TBS系の2003年放送のドラマである。

クドカンが手掛けた、初のラブストーリー。
いま観ても、全く色褪いろあせていない。

一番好きなドラマを、この気持ちを、誰かと分かち合いたくてもみんな知らない。
なぜならば、当時大ヒットした医療ドラマ「白い巨塔」の裏で放送されていたからだ。

「マンハッタンラブストーリー」は、クドカンの隠れた名作だ。

今や人気俳優だらけになった劇団・大人計画」の一員である、
「クドカン」の初ラブストーリー「マンハッタンラブストーリー」の魅力をお話ししたい。

 

「マンハッタンラブストーリー」のあらすじ|イニシャル順に展開していく恋愛模様

 

テレビ局の近くで営業する「純喫茶マンハッタン」が舞台--------。

「恋愛相関図」が登場人物のイニシャル順に、
AがBを、BがCを、CはDを・・というように登場人物が恋をしていく物語。

無口な店長(マスター)と店員、常連客たちが繰り広げる「片想い」の連鎖--------。

そして、実は、無名時代の星野源が一瞬だけ出演している。
わたしも当時は気が付なかったけど、ビジュアル系ロックバンド「少年レントゲン」のメンバー「風丸」という役どころ。

 

「マンハッタンラブストーリー」の感想|キュートで愛おしいキャラクターばかり

 

【マンハッタンラブストーリーには愛すべきキャラクターがたくさん登場する】

みんな個性的で魅力的。

登場人物がくせ者揃いで、クズだったり、こじらせていたり、でもなんだか人間臭くて憎めない
とにかく面白い。

世代なので「池袋ウエストゲートパーク」「木更津キャッツアイ」を観ていたけれど、
クドカン作品にハマったのは、このドラマがキッカケだった。
「松尾スズキ」「酒井若菜」の大ファンになったキッカケのドラマでもある。

松尾スズキが演じる「土井垣どいがきさん」は声優役でバツ2。
そして、絶賛不倫中の「ザ・クズ男」である。

素行そこうが悪すぎるため、立場が悪くなることが多々あるのだけど、
その時のいい加減さやごまかし方が、すっごく卑怯ひきょうでだらしない。
そんな役どころ。

でも、なんだか憎めなくて、クスっとしてしまうのだ。
おしぼりで体中を拭く冴えないおじさんなのに、モテちゃううんだから魅力的なんだろう。
実際わたしも、何?この面白いおじさん・・好き!!ってなってしまったし。

ついでに、面白いおじさん「イボリー」こと「尾美おみとしのり」も好き!!と、
おじさんにドはまりしてしまうドラマ
でもある。

 

 

 

プランニング・メイ有限会社 より出典

 

 

そして、酒井若菜と言えば「木更津キャッツアイ」の「モー子役」のイメージが強いけど、
わたしは断然「マンハッタンラブストーリー」の「えもやん」推しだ。

えもやんは、ぶりっ子で女性に嫌われがちな役どころだが、
アナウンサーとして名を売るために自分を「演出」しているのだ。

なまりも彼女なりの自己プロデュースの一貫で、実は真面目で努力家なのである。
恋愛もうまくいかなくて、なんだか不器用で憎めない。

ミッチー(及川光博)演じるベッシーが、めっちゃミッチーで、とってもキュートで切なくて、愛おしい。
塚本くん演じる忍ちゃんも、めっちゃキュートで切ない。

どのキャラクターも愛おしすぎる。

観終わったあとはテンションが高まりすぎてしまい、しばらく頭から離れず、
余韻よいんが残りニヤニヤしてしまう。そんなドラマ。
クドカンが描く人たちは、みんなダメなとこいっぱいあるけど、キュートで愛おしくて、憎めない人ばかり。

そして、キョンキョンがひたすらに可愛い!!見どころ!!!

純喫茶店を中心に繰り広げられる「大人の恋愛ドラマ」なのに、みんな馬鹿で、割とクズ。
あー、大人でも子供のままでいいんだと、妙に安心もしてしまう。

そして、「純喫茶マンハッタン」に来るお客さんの台詞せりふに、
いちいち反応している寡黙かもくな店長の心の声。

心の声だから、全く対話になってないのだけど、その対話になっていないやりとりが視聴者としては面白い。

やっぱり、クドカン作品は台詞やノリ、テンポがたまらなく楽しくて、好き。
そして、伏線ふくせんが張り巡らされていて、素晴らしい。

エンディングがTOKIOというのもまた良くて。
マンハッタンラブストーリーの余韻よいん貢献こうけんしてると思う。

「純喫茶マンハッタン」が近所にあったら通いたい。
そして、ナポリタン食べたい。
店長がれてくれる美味しいコーヒーを飲みたい。

 

【マンハッタンラブストーリーは「ラブコメ」の枠にはおさまりきらない】

馬鹿げているんだけど、あたたかくてクセになる物語だ。
シュールでテンポが良く、予想できないストーリー展開に目が離せない。

伏線ふくせんが張り巡らされているストーリーの緻密ちみつさもありながら、
とにかくバカバカしい「クドカンの世界観」がそこにはある。

マンハッタンストーリーを観ていると、
真面目に仕事や恋愛と向き合うことさえくだらなく思えてくる。肩の力がスッと抜ける感じがする。

自分が子どものころに描いていた大人って、もっと大人だったはずなのに。
でも、今の自分って思っていたほど大人じゃない。

たまには大人も、大人でいることを忘れて子供に戻りたい。
ああ、こんな大人でもいいんだって、大人だってバカやっていいんだって、

観ていると、肩の力がスッと抜ける感じがする。そんなドラマだ。

 

 

「マンハッタンラブストーリー」のキャスト|イニシャル順の恋愛相関図

 

H】純喫茶「マンハッタン」の店長*(演-松岡昌宏)

コーヒーをこよなく愛する「純喫茶マンハッタン」の店長。
自身の店のコーヒーに絶対的な自信を持っている。
極めて無口。寡黙で無表情。
店長と呼ばれているが、本当は「マスター」と呼ばれたい。

「純喫茶マンハッタン」を、コーヒーの味が売りの「成熟した大人が集う都会の隠れ家」にしようとを目指しているが、
コーヒーの味がわからない常連客達の自由気ままな振舞いやリクエストに、ほとほと手を焼き、毛嫌いしている。

客のプライバシーにはノータッチ・・と見せかけて、よく聞き耳を立てては、心の声でツッコミ入れ、
黒板に恋愛相関図をこっそりメモしている。
勝手に客同士の関係を心配したり、好奇心は人一倍強い。

「刑事コロンボ」の大ファンである。

ヒゲはつけヒゲ。はじめは忍くんだけが気が付いていたが、常連客の全てが知ってしまい「ヒゲの人」や「万次郎」などの愛称も生まれた。

 

【A】赤羽伸子(演-小泉今日子)

通称「赤羽ちゃん」
タクシー業界のアイドル「タクドル」
。36歳。もうすぐ37歳。

恋愛相関図は彼女から始まる。
あるとき、キザな年下の乗客「ベッシー」と出会う。
反感を持っていた赤羽ちゃんだが、ひょんなことでベッシーに惚れてしまう。

千倉脚本による恋愛ドラマの熱烈なファン。
「純喫茶マンハッタン」で千倉先生と知り合い、一緒に千倉ドラマを観る仲に。

マンハッタンではコーヒーを頼むが、ほとんどの場合は一口も飲まない。
店長はそれが気に入らない。たまに飲むときは「うがい飲み」

恋愛経験は浅く、唐突に大胆な行動に出るかと思えば、いざとなると臆病になる。

実は「赤羽伸子」は偽名。そして軽井沢夫人にハマるある理由がーーーーーーーー。

 

【B】別所秀樹[/rt][/ruby](演-及川光博)

通称「ベッシー」。
31歳。ずっと、千倉に片想いをしていた。

キザな言動が多く、伝えたいことをダンスで表現するため鬱陶しがられているが、本人は気づいていない。
たくさんの女性関係を持つが、本人は「お友達」と呼ぶ。

実は、ハリウッドのミュージカルのオーディションに合格するほどの才能と実力がある。

千倉ドラマでは振り付けを担当している。

 

【C】千倉 真紀(演-森下愛子)

「恋愛職人」「ロマンスの神様」と称される売れっ子脚本家。42歳。
土井垣と不倫関係。

いつも「純喫茶マンハッタン」で執筆している。
元々は女優を目指していたが挫折し、脚本家として成功する。

他人の過去の恋愛、特に不倫経験に興味津々で、「続けてちょうだい」が口癖。

 

【D】土井垣智(演-松尾スズキ)

売れっ子の声優で、ドラマのナレーションやCMにも出演している。40歳。
子供が2人いる。

千倉とは、彼女が女優を目指していた当時からの知り合い。

女性関係にだらしなく、春子と結婚した時点でバツ2。
立場が悪くなると、いい加減にごまかす卑怯者になる。根っからのクズ男。

 

【D’】土井垣 春子(演-YOU)

土井垣智の妻で、旦那と同じく声優。

千倉の女優時代の後輩で、土井垣とは「できちゃった結婚」だった。

マンハッタンでナポリタンを食べた最初の人。
「土井垣」は2人いるため、恋愛相関図のイニシャルは「D´(ダッシュ)」

 

【E】江本 しおり(演-酒井若菜)

通称「えもやん」。23歳。
惚れやすい性格。

出身地の栃木野村訛りで素朴さを売りにする「ぶりっ子女子アナ」訛りは演出で、標準語で話せる。

 

F】船越 英一郎(演-船越英一郎)

2時間サスペンスの帝王として本人役を演じている。43歳。
愛妻家。鬱陶しい性格。

千倉ドラマにも出演している。

店長を「マスター」と呼び、出されたコーヒーを絶賛。
感動した店長から「ミスターマンハッタン」の称号を(心の声で)贈られる。

 

G?】蒲生 忍(演-塚本高史)

「純喫茶マンハッタン」のアルバイト店員。21歳。

店長から「エスパー忍」と呼ばれる。
喋らない店長の心の声と、なぜか意志疎通ができ、的確な受け答えをする。

寡黙な店長の代わりに客との会話を担当。
行動を起こすだけで場の空気が変わる不思議な力をもっている。

行動によって時給が上下する。

アマチュアバンド「少年レントゲン」のボーカル兼ギター担当。
(星野源もバンドメンバーとして一瞬登場する)

 

【I】井堀真彦(演-尾美としのり)

通称「イボリー」。
赤羽の先輩運転手で運転手仲間内では親分格。
かなり下品。

「タクドル」赤羽のファンであるが、同時に「えもやん」の熱烈なファンでもある。

 

再現ドラマの女(演-猫背椿)

登場人物の「過去の恋愛経験話」に主人公役として登場する。
赤羽ちゃん・千倉先生・えもやん・忍くんを演じた。

 

軽井沢夫人・遠山(演-遠山景織子)

作中の千倉ドラマ「軽井沢まで迎えにいらっしゃい」の主人公。

船越を「ふなこっさん」と呼ぶ。
マンハッタンに来たのはドラマの撮影が行われた時だけ。
赤羽の過去の恋愛話にも出演。

 

赤いトレーナーの女・池津(演-池津祥子)

作中ドラマに登場する謎の女。必ず赤いトレーナーを着ている。

マンハッタンでドラマの撮影が行われたときにウェハースをバカ食いし、盗んだ。

 

 

クドカンの名作・その2|「タイガー&ドラゴン」

‘Amazon‘‘より出典。

 

ドラマ「タイガー&ドラゴン」は、TBS系の2005年放送のドラマである。

主演はTOKIOの長瀬智也とV6の岡田准一。

はじめは、2005年1月9日に2時間の単発スペシャルドラマとして放送された。
その後、続編で連続ドラマ化され、2005年春ドラマ「金曜ドラマ」枠で放送された。

落語ブームの火付け役になったと言われているドラマ「タイガー&ドラゴン」

池袋ウエストゲートパークや木更津キャッツアイなど、
初期のクドカン作品は、若者中心のものが多かった。

タイガー&ドラゴン」は古典落語こてんらくご」を軸に、現実とリンクしてストーリーが進んでいくため、
年齢関係なく、もともとの落語ファンも、落語を知らない人も、楽しめるドラマになっている。

わたしも「タイガー&ドラゴン」をキッカケに落語にハマったひとりだ。
当時は、しばらく寄席に足繁あししげく通ってしまうほど。

 

「タイガー&ドラゴン」のあらすじ

 

子供のころに、両親が借金を苦に自殺してしまった、
複雑な家庭環境に置かれたヤクザの山崎虎児やまざきとらじ(長瀬智也)は、「笑い」を忘れてしまった。

ひょんなことから浅草で、「落語家の林屋亭はやしやていどん兵衛べえ(西田敏行)」の高座こうざを聞いて、感動し、
必死の思いで弟子入りを志願する。

林屋亭どん兵衛は、虎児が所属している新宿流星会しんじゅくりゅうせいかい」の組長から、400万円の借金をしていた。

そこで虎児は、はなしをひとつ習得するごとに10万円の「授業料」(ドラマの途中から20万円に値上げ)をどん兵衛に支払うことに。
それをそのまま「借金の返済金」とするという奇妙な契約をどん兵衛と交わすことになる。

こうして、虎児は林屋亭門下はやしやていもんかの「林屋亭小虎はやしやていことら」として、落語の修業を積んでゆくことになった。

「ヤクザと落語家」という二足のわらじを履く生活をはじめたものの、根っからのヤクザである虎児には「笑いの才能」がなく困っていた。

そんなとき、かつて「落語の天才」と呼ばれていたどん兵衛の次男、谷中竜二やなか りゅうじ(岡田准一)と出会うーーーーーーーー

 

「タイガー&ドラゴン」は、古典落語の演目えんもくをベースにした、一話完結のドラマだ。

 

前半部分で、その回のストーリーの題材となる古典落語の演目を、どん兵衛が寄席よせ高座こうざで演じる。

中盤に、その古典落語の演目(噺)と、現実をリンクさせながら現代劇としてストーリーは進む。

一話の締めとして、小虎がどん兵衛と同じ演目を、自己流にアレンジして高座で演じる。

 

どのような内容なのかを、序盤のどん兵衛の落語でサラリと見せ、
その落語の内容を「現代に置き換えてドラマが進行する」、というストーリー展開で毎話完結していく。
この「落語」と「現代劇」の融合が、ほんとうに見事なのだ。

連続ドラマになってからは、各ストーリーの軸として、林屋亭の過去のエピソードや、
虎児・竜二らやゲストらが、各自のアイデンティティーを探し求める姿が描かれていった。

また、落語家一門、ヤクザ一家、一般家庭など、テーマは「家族」ということが特色の物語だ。

 

「タイガー&ドラゴン」の感想

 

まさしく「クドカンの真骨頂」というべき「伏線」が張り巡らされているドラマ】

古典落語の世界観を、うまく現実とリンクさせているクドカンの脚本はほんとうにお見事!!!
落語を知らなくても敷居が低く、理解しやすいようにアレンジされている。
天才だと思わずにはいられない。

ひとつの古典落語の演目を、前半のどん兵衛の高座と、後半の寸劇すんげきでうまくリンクさせていく。
クドカン・・すごい。さすがだとしか言えない。

そして、西田敏行笑福亭鶴瓶という大御所を起用したことで、
これまでのクドカン作品になかった「年代の幅」のようなものがうまく引き出せている。

この二人、大好きだ。

「池袋ウエストゲートパーク」や「木更津キャッツアイ」は、キャストやストーリーがどうしても若者向けだった。
わたしはドンピシャの世代だったから、楽しんでいたけれど、中年層にはウケないドラマだろう。

その点「タイガー&ドラゴン」は、全世代を通して、万人ウケするドラマだと言える。

 

【落語を絡めて人情や家族を、恋愛から友情を描きながら、見事にシリアスとコメディが融合されている】

「タイガー&ドラゴン」は、家族愛、師弟愛に溢れてる作品だ。おもわず号泣してしまう。

家族の愛を知らず、笑いを忘れてしまっている虎児。
最初は、落語を教えることで、借金の返済ができるという利害関係で結ばれただけだった、どん兵衛と虎児。
師弟関係を通して、血は繋がっていないけれど、少しずつ、不器用ながらも家族になっていく物語だ。

落語を絡めて人情や家族、恋愛から友情を描きながら見事にシリアスとコメディが融合されてる。
笑えて泣けて、笑える。

クドカンはほんとに天才だ。

 

【虎児とどん兵衛の落語は必見】

笑いのセンスがない、という役どころの虎児(長瀬智也)。
落語の天才、竜二(岡田准一)という役どころなのだが、正直、虎児の方が落語がうまいんだ、これが。

長瀬すごい、ほんとに。勢いのあるアウトローさの中にも、落語のセンスを感じる
岡田くんも好きだけど、わたしが好きな岡田くんはやはり落語家ではなく「無骨な武士」とか「経済人」とか、そういう役どころだなーと改めて。

ここで、突然の西田敏行の言葉。
「落語家はたった一人で、ドラマで言う舞台装置と大道具、小道具、役者、演出家を兼ね備えなければならない。
どん兵衛役をやって、落語家のすごさに敬服したーーーーーーーー」

落語家さんは一人で何役もの役割をこなさないとできない。
そこから更に「面白く演じる」だなんて、相当難易度が高いのだ。

こう語る西田さんの落語もさすがとしか言えず、俳優としての経験や深み、そして元々落語が好き、というのも大きいのだろう。

長瀬智也と西田敏行の落語は、一見の価値がある。

 

 

「タイガー&ドラゴン」のキャスト|林屋亭一門とその家族

 

山崎虎児やまざきとらじ(演-長瀬智也)

高座名は林屋亭小虎。27歳。

幼少時の体験や、笑いのセンスのなさから歌舞伎町一、冗談が通じないヤクザ。
借金の取立ての際に、偶然見たどん兵衛の高座で笑いに目覚める。

どん兵衛に弟子入りしてからは笑いの道を突き進むが、どん兵衛の借金が完済されるまで足を洗う事が出来ないため、
「昼は落語家、夜はヤクザ」という二重生活を送るようになる。

どん兵衛から教わった古典落語と、実際に遭遇した出来事をミックスした創作落語を演じ、徐々に話題を呼ぶこととなる。

スペシャル版でどん太に教えてもらった「タイガータイガーじれっタイガー」
(他に「ありがタイガー」「眠タイガー」など、違うパターンもある)を持ちネタにし、高座でつかみとして観客に披露する。

不器用だが根は真っ直ぐで、愛情深い。
どん兵衛には師弟関係を超えて、実の親子のような感情を抱くようになる。

はなしを覚えられないとのことであったが、元々頭は良く、服役中に刑務所図書館の落語本を読みあさ漁り、
ひたすら練習に打ち込んだところ完全に覚えられたので、熱意と時間があれば覚えられる。

一度「どん兵衛」の名を襲名する話も上がったが、「師匠(どん兵衛)にもらったこの“小虎”という名が気に入っているから」という理由で断っている。

煙草は赤ラークを愛用。
携帯の着メロ及び出囃子でばやしは「仁義なき戦いのテーマ」

 

谷中竜二やなか りゅうじ(演-岡田准一)

どん兵衛の次男。24歳。
幼少の頃から落語の天才といわれ、中学卒業後にどん兵衛に弟子入りし、落語一筋で将来を期待されていた。
とある事件がきっかけで落語家(高座名は林屋亭小竜はやしやていこたつ)を廃業。

もう一つの夢であった洋服屋「ドラゴンソーダ」を裏原宿で営む。
しかし、センスがなくがダサすぎて全く売れず、1日の売り上げが数百円程度と苦しい経営を強いられている。
廃業した後も、落語家のころの癖が抜けず、普段の会話の中にも「笑い」を追求してしまう。

キャラは濃いものの、なぜか存在感が薄い。好きな「メグミ」になかなか名前を覚えてもらえない。

煙草はアメリカンスピリットを愛用。
出囃子は「魔訶不思議アドベンチャー!」(アニメ『DRAGON BALL』主題歌)

後に再入門し、虎児が出所した後に7代目林屋亭どん兵衛を襲名する。

 

林屋亭はやしやていどん兵衛べえ(演-西田敏行)

前座の頃から古典落語一筋の昔気質な落語家。

新宿流星会にドラゴンソーダの開店資金である400万円の借金をしており、その縁で虎児と出会う。
以降、虎児とは「師匠と弟子」でありながら「債務者と債権者」という奇妙な関係となる。

日を追うごとに、虎児とは親子にも似た絆を持つようになり、彼を家族の一員のように思うまでになる。

高座に上がった時の堂々とした風格とは裏腹に、普段はとても気が小さい。
本名は谷中正吉やなかしょうきちで6代目林屋亭どん兵衛。
明應大学落語研究会出身。出囃子は『吉原雀』。

虎児が服役している間は彼の高座名を受け継ぎ2代目林屋亭小虎となり、出所した後は虎児に「小虎」を返上し、林屋亭小猫と名乗った。
尚、先代は文化勲章を受章しているらしい。

 

谷中小百合やなかさゆり(演-銀粉蝶ぎんぷんちょう)

どん兵衛の愛妻。どん兵衛からは「サユリちゃん」、小虎をはじめ弟子たちからは「おかあさん」と呼ばれ慕われている。
面倒見がよく、もめごとが嫌いで、親子喧嘩や兄弟喧嘩を見ると泣いてしまう。

どん兵衛曰く「サユリちゃんを泣かす人間は誰だろうと許さない」。
著名な講談家こうだんかの娘で、自身は小唄こうたの師匠でもある。

 

林屋亭はやしやていどん (演-阿部サダヲ)

本名、谷中竜平やなかりゅうへい。どん兵衛の長男で2児の父。
竜二とは10歳も年が離れている兄である。

小噺こばなししか出来ないため、
テレビのバラエティ番組で、上島竜兵や出川哲朗のような「リアクション芸人」として活動し、仕事は選ばない。

とある雑誌の「抱かれたくないタレントランキング」において、
出川哲朗を抜きナンバーワンとなってしまったことに激しいショックを受ける。

アフロヘアーが特徴だが、実はカツラであり地毛はサラサラ。

林屋亭一門の若手中心に結成された「OH!喜利喜利おお ぎりぎりボーイズ」のリーダーでもある。

出囃子は『どんぐりころころ」。

 

谷中鶴子やなかつるこ(演-猫背椿)

どん太の妻

かつては「泣いて国際通りII」という曲で大ヒットを飛ばした売れっ子演歌歌手、
浅草寺鶴子せんそうじ つることして活動していた。

どん太のつまらないギャグを盛り上げる笑い役で、時に見事なノリツッコミを披露する事も少なくない。
亭主の性格をさすがと言えるほど把握しており、必要とあらばフォローすることも忘れない。

谷中家に偶然匿われることになった、田辺ヤスオの色男振りに、姑の小百合と共にメロメロになる。

 

林屋亭はやしやていどんきち(演-春風亭昇太)

30歳の時に山手線駅員から脱サラし、林屋亭一門に入門。
10年で先輩のどん太より先に真打昇進しんうちしょうしんした出世頭しゅっせがしら/rt]である。

師匠どん兵衛同様、古典落語一筋のスタイルをとる。

近所に住む3人の姉のガサツな振舞いを常日頃苦々しく思っており、極度の女性恐怖症に陥っているため40歳独身で母と二人暮らし。

それを心配するどん兵衛夫婦が縁談を持ってくるが、全て断っている。

出囃子は『デイビークロケット「en:The Ballad of Davy Crockett)」(実際に春風亭昇太が使用している出囃子でもある)。

 

 林屋亭はやしやていどんつく(演-星野源)

どん兵衛の弟子で、坊主頭。あまり目立たない。

どん太に馬鹿にされてムッとしたどん吉を常にいさめている。
どん太のつまらないギャグにも愛想笑い等のフォローを入れている。
ドラマの途中で 二つ目ふたつめに昇進。

 

林屋亭はやしやていどんぶり(演-深水元基)

どん兵衛の弟子で、背が高い。どんつく同様あまり目立たない。

兄弟子どん太の笑いは邪道として否定している。

 

林屋亭はやしやていうどん(演-浅利陽介)

林屋亭一番の若手で、未成年。
どん兵衛が付けた高座名のはずなのに、紹介のたびに「名前何だっけ?」と問われ、
名乗ると「変な名前だよね」とからかわれるのが、いわゆる『お約束のネタ』となっている。
本名は「村田すすむ」。

 

「タイガー&ドラゴン」のキャスト|新宿流星会|

 

組長(演-笑福亭鶴瓶)

本名は「中谷謙なかたにけん」。54歳。
昔気質のヤクザ家業であり、麻薬や拳銃売買を嫌っている。

人情に厚く泣き上戸で、手下の面倒見もよく天涯孤独てんがいこどくな虎児に対し、時には父親の顔をのぞかせることもある。

若い衆にヨイショされるとついつい騙されてしまう性格の持ち主。
怒るとかなり迫力があるが、息子の銀次郎や娘の静にはとても甘いという父親の顔を持つ。3年前に妻と死別し、現在は独り身である。

どん兵衛とは大学時代からの長い付き合いでゴルフ仲間だが、互いの行き違いにより犬猿の仲。
出囃子は「新ラッパ」(笑福亭鶴瓶が使用している出囃子でもある)
虎児の出所前後辺りに、小春と再婚した。

 

中谷銀次郎なかたにぎんじろう (演-塚本高史)

組長の息子で二代目の座を約束されており、虎児の舎弟として修業中の身であると同時に、商学部に籍を置く大学4年生でもある。

スカジャンにリーゼントスタイルが特徴。

男として憧れの対象である虎児には何をやっても敵わないが、笑いについては虎児よりもレベルが上であると自他共に言われている。
2歳年上の谷中竜二とは幼馴染みだが、父親同士の関係からかなじもうとはしない。

新宿流星会の跡取りとしてすでに将来が決まっている為に何に対しても無気力で、やや引きこもり気味である。好物はカレー。
携帯の着メロは「マツケンサンバ」。

オープニングの際の出囃子は『男の勲章』。

 

日向純一ひゅうがじゅんいち(演-宅間孝行)

新宿流星会若頭にして虎児の兄貴分。
天涯孤独の身であった虎児をヤクザにスカウトした。

普段はクスリとも笑わない堅物だが、恋人である寿子の影響か、携帯メールでギャル文字を駆使したり、「~だもん」という語尾など可愛い言葉遣いになる事もある。若妻には「じゅんくん」と呼ばれている。

 

中谷静なかたにしずか (演-伊藤修子)

組長の娘で銀次郎の姉。組長から溺愛されている。

弟曰く、顔・性格共に「微妙」。高校生の頃から六本木で夜遊びしまくっていた。

若頭の日向とは以前に交際していたため、結婚を知って親娘ともども激しいショックを受ける。

 

「タイガー&ドラゴン」のキャスト|その他の人々

 

メグミ(演-伊東美咲)

その美貌により、多くの男を虜にして振り回す魔性の女。
更には美脚の持ち主でもあり、脚の長さを形容するのに「タラバガニ」と例えられた。

中盤から谷中家に平然と上がり込むようになっており、どん太曰く「谷中家のつぶつぶマスコット」的存在にもなっている。

かなりの天然キャラなためか思った事を遠慮なくズバズバ言い、竜二を落ち込ませるのも少なくない。

キャバクラ嬢をしており、メグミに惚れた男性客が多く翻弄された。
勘違いをした客の男たちが挙こぞってメグミとお揃いのタトゥー(メグミはT、相手はMのイニシャルが入ったリンゴに矢が刺さったデザイン)を入れる騒動があった。

スペシャル版のラストではとバスのガイドに転職している。
青森県出身。
祖母がいたが、現在は亡くなっている。
オープニングの際の出囃子は「魔女っ子メグちゃん」。

 

リサ(演-蒼井優)

「ドラゴンソーダ」で働く薄給のアルバイト従業員。

店長である竜二のファッションセンスの無さに呆れており、二人の間で頻繁に繰り広げられる口論の際に、鋭い切れのある蹴りを炸裂させている。

少しでも店の売り上げを伸ばそうと、商品のドラゴンのプリント面を伏せて陳列するなどの工夫を欠かさない。

性格はマメでそそっかしく、暴力的である。
男にのめり込みやすいが、見る目が無いためか男運は無い。

酒好きで酒量は多く酒癖も悪い。
本人曰く好きなものは「酒、男、メール、カラオケ、アンタッチャブル、牛乳プリン」。

銀次郎に一目惚れし、後に相思相愛の間柄となる。

 

チビT (演-桐谷健太)

本名は「タケシ」(苗字不明)。常にサイズの小さいTシャツを着ている、竜二の友人。

「ドラゴンソーダ」の近所にある中古レコード屋の店主で、夜はクラブでDJをしている。

住まいは青山のアパートの一室で、押し入れの上下段をそれぞれ竜二と劉さんに貸して家賃を取っている。
メグミに惚れ、タトゥーを入れてしまった一人。

 

淡島あわしまゆきお(演-荒川良々)

高座名はジャンプ亭ジャンプ。アマチュア落語のチャンピオンという経歴の落語マニア(落語おたくと呼ばれると怒る)で、自分の芸に絶対的な自信を持つ。古典落語を得意とする。一時期どん兵衛に弟子入りするが、すぐにどん兵衛の元を離れ、高田亭馬場彦の弟子となる。のちに「CLUB YO-SE」というクラブイベントを主催。上方漫才と林屋亭どん太のお笑いを毛嫌いしている。童貞。「饅頭怖い」の回から出演。
虎児が服役している間にどん太と同じ職場で働き始め、とある雑誌の「抱かれたくないタレントランキング」において、いつの間にかどん太を抜きナンバーワンとなってしまっていた。

 

辰夫たつお(演-尾美としのり)

そば屋「そば辰」の主人。通称「辰っちゃん」。
どん兵衛を贔屓にしており、寄席の際には店を休むほどの熱の入れようである。

メグミに惚れ、タトゥーを入れてしまった一人。40歳、バツイチ。江戸っ子気質で口調はべらんめえだが岐阜県出身。オープニングの際の出囃子は『箱根八里の半次郎』。

 

 水越小春みずこしこはる(演-森下愛子)

どん兵衛と組長が30年前の大学時代に在籍していた落語研究会のマドンナ。
ドラマ内での大学時代の再現パートでは小春を伊東美咲、どん兵衛を岡田准一、組長を長瀬智也が演じている。
虎児の出所前後辺りに、組長と結婚した。

 

半蔵はんぞう(演-半海一晃)

おでん屋台「半蔵」の主人。
浅草寺宝蔵門の前で店を出しているが、ちょくちょく客に(屋台を含め)物品を壊されており、
そのたびに弁償するよう叫んでいる。辰夫と同じくどん兵衛を贔屓にしており、足繁く寄席に通っている。

 

よしこ(演-松本じゅん)

純喫茶「よしこ」のママ。
辰夫・半蔵と同じくどん兵衛を贔屓にしている。高音の笑い声を放つ。
ちなみに、この店の一角で虎児はどん兵衛に授業料を払い、その直後に借金を取り立てている。

 

りゅうさん(演-河本準一)

チビTの部屋(竜二が住んでいる押入れの下の段)に下宿する中国人留学生。
だいたいパンツ一丁であり、カタコトの日本語を話す。日本のヤクザが嫌い。
竜二が再入門してチビTの部屋を去ってからは、押入れの上下段両方を生活スペースにしている。

 

 

クドカンの名作・その3|「池袋ウエストゲートパーク」

‘‘Amazon‘‘より出典。

ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」はTBS年系、2000年放送の春ドラマである。

主演は「長瀬智也」、演出は「堤幸彦」、原作は石田衣良の「池袋ウエストゲートパーク」だ。

 

 

「池袋ウエストゲートパーク」のあらすじ

 

池袋西口公園近くの果物屋の息子・真島誠(マコト)は、‘‘池袋のトラブルシューター‘‘とも呼ばれ、
依頼されてる事件を次々と解決し、住民の幸せと池袋の秩序を維持を目指している。

依頼内容は、誘拐事件、麻薬、ネズミ講、喧嘩の立ち合いなど多岐たきにわたる。

舞台となるのは主に池袋。
登場人物の多くは、いわゆる「負け組」や「社会的弱者」に分類されるような存在である。

はじめから、最終回まで事件おきっぱなし。
マコトの友達も、周囲の人間も、アングラな世界で生きている者ばかり。

マコトは、ギャング集団の「G-BOYS」と「ブラックエンジェル」のどちらにも所属しないが、板挟みにあう。

殺人事件も起き、2つのチーム争いは激化していく。
争う必要性はないとマコトは訴え、身をていして争いを止めるーーーーーーーー。

ほぼ全ての作品において、冒頭のシーンは謎めいた語りからはじまり、事件の展開を追うという構成を取っている。

 

「池袋ウエストゲートパーク」の感想

 

クドカンドラマの金字塔きんじとう的作品。
いま観ると、このドラマの主要な出演者の豪華さにはびっくりする。

その中でも、窪塚洋介演じるキングはキャラが立ちすぎていて凄い。
掴みどころがなく、圧倒的な存在感を放っている。

この作品を気に「クドカン作品」の常連になっていく長瀬智也もマコトははまり役だ。
「めんどくせぇ」と言いながらも、持ち前の好奇心と、人の良さから厄介なトラブルに関わりながらも、解決していく。

当時、まだまだ若手だった彼らののエネルギーのとてつもなさを、ヒシヒシと感じられるドラマだ。

それに、メインキャストも凄いけど、高橋一生が引きこもりだったり
安藤裕子(歌手)がボウリング場で働くお姉さんだったり
小栗旬が一瞬だけ登場する、ギャルにタカられるサラリーマンだったり
渡辺謙の迫力、深みのある演技もこのドラマには欠かせない。

そして、酒井若菜と森下愛子のめんどくささが愛らしい。
「クドカン作品」には、「めんどくさい女」が多く登場する。
彼女たちは、わがままで利己的で、だからこそ可愛らしい。
わたしにはない女性の部分をたくさん持っていて、憧れる。

マコトの母(森下愛子)のテンションが好き。
きたろうの片想いも見守りたい。

わたしの生まれ育った世界、住む世界とは全くの別世界の物語。
わたしが足を踏み入れることのない世界だけど、上京したての小娘からしたら、
身近になった都会の街で起こる刺激的なストーリーにわくわくしたものだ。

 

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「池袋ウエストゲートパーク」のキャスト

 

真島 誠(マコト)(演-長瀬智也)

通称「池袋のトラブルシューター」。血液型O型。常に帽子をかぶっている。「めんどくせぇ」が口癖。

地元・池袋の工業高校を卒業後に「プータロー(フリーター)」となり、実家の果物屋を手伝ったり、
賭けボウリングで小遣いを稼ぎながら、池袋西口公園=池袋ウエストゲートパーク(IWGP)で過ごしている。

元は有名な不良だったが、性格は意志の強い正義漢せいぎかんで、池袋では名の知れた存在。

そのため、マコトには困難な依頼が持ち込まれるが、面倒臭がり屋であり断ろうとするも、
持ち前の好奇心と人の良さから、結局首を突っ込むことになり破天荒はてんこうな方法で解決する。

ボウリングがうまく、俳優の川崎麻世と歌手の矢沢永吉の熱狂的なファン。

いつも母親に悪態をついているが、店を手伝ったり母親が窮地きゅうちおちいりそうな時は助けるなど、実際は母親思い。

初体験を風俗嬢に強引に奪われた経験を持ち、それが原因で勃起障害になった。

 

渋沢光子(ヒカル)(演-加藤あい)

マコトの彼女。お嬢様学校の生徒で、よく池袋に遊びに来ている。

父親(池田成志)は交響楽団の指揮者、母親の和子(杉田かおる)は目白の大学勤務で、実家は裕福だが両親とも不在がち。

マコトの女関係でやきもちを焼き、すぐ泣く。
中学生時代にマジックマッシュルームと騙されて、しいたけを食べてハイになったことから、あだ名は「しいたけ」

別人のように恐ろしい表情を見せる時があり、マコトはその時のヒカルを「双子」だと思っている。
事件の全容が明らかになった際、警察署の屋上から飛び降り自殺をはかるも、奇跡的に一命を取り留める。

 

安藤崇(タカシ)(演-窪塚洋介)

池袋を勢力下に置く、黄色を自身らのパーソナルカラーとしているカラーギャング集団「G-Boys」
(ギャング・ボーイズの略、士の回では「ギリギリ・ボーイズ」の略と明かす)と、
「G-Girls」(ギャング・ガールズの略)の通称「キング」

血液型A型。
飄々ひょうひょうとしたトリッキーなキャラクター性
非常に残忍ざんにんでサディスティックな嗜好しこうを持ち、
暴力と独特のカリスマ性で不良少年たちをまとめ上げている
喧嘩の実力は池袋最強。

マコトとは高校の時の同級生で、高校卒業までは気弱な少年だった。
マコトの素質に注目し、何度も勧誘しては断られているが、親衛隊と呼ばれる配下と共にマコトの依頼に協力することも多い。

 

山井 武士(ドーベルマン山井)(演-坂口憲二)

池袋で最も切れている男。血液型AB型。
凶暴で孤独、鼻と耳のピアスをチェーンで繋げているのがトレードマーク。

マコトやタカシとは高校の時の同級生だが3回留年しているため、マコトたちより3歳年上。

高校時代にドーベルマンと戦い勝利して以降「ドーベルマン殺しの山井」と呼ばれていた。タカシに決闘を挑むも完敗。

一時G-Boysの一員とされたが、薬物の売買に手を染めて破門され、後に尾崎京一と意気投合し、Black Angelsの一員になる。

ヒカルを自分と同種の人間と認識しており、彼女に強い好意を持っている。

 

尾崎京一(演-西島千博)

フランス帰りのバレエダンサー。

血液型はB型。
帰国後は一時G-boysのメンバーと行動を共にするが、独自の美意識からタカシのやり方に異を唱え離脱する。
のちに東口の公園を根拠地に黒を自身らのパーソナルカラーとして用いるカラーギャング「Black Angels」という対抗組織を結成する。

タカシに引けを取らないカリスマ性を持つ上、バレエでつちかった身体能力の高さから喧嘩もタカシと互角に渡り合えるほどに強い。
体の柔軟さを生かした蹴り技が得意。

 

「池袋ウエストゲートパーク」のキャスト|羽沢組系氷高組マコトの関係者

 

森 正弘(マサ)(演-佐藤隆太)

マコトの相棒の大学生。血液型B型。白に近い金髪。

ボウリング場でアルバイトしながら、いつもマコトとつるんで池袋西口公園で遊んでいる。女運がない。

シュンが殺された際は、G-Boysのメンバーとなった。

 

水野 俊司(シュン)(演-山下智久)

マコトの友達で、イラストが得意な専門学校生。血液型B型。

アニメオタク(特に「ラムちゃん」が好き)だが、そのことに触れられると不機嫌になる。

マコトやマサとは本屋で万引きをするのを見つかったことから知り合いで、「いけふくろう」像を盗んだ時からマコトたちのグループと一緒に行動するようになる。
内気で人見知りが激しいがマコトにはなついている。

G-BoysとBlack Angelsの抗争に巻き込まれ、死亡。
彼の死によって、G-Boysは徹底抗戦を開始するようになる。

 

森永和範(演-高橋一生)

マコトの中学の時の同級生。当時は学年一番の秀才だったが、現在は完全な引きこもりで過ごしていた。

マコトとの再会をきっかけに家を出ることに成功し、「姫」の捜索の際手がかりを提供する。

コンピューター技術に長け、後に情報屋となるが、引きこもり時代の反動から、
再度引きこもってしまうのを恐れて自宅に戻れない「逆引きこもり」に。
寝る時以外は24時間営業のファミリーレストランで過ごすようになる。

その後、情報屋をやりつつ、インターネットカフェをオープンさせる。

 

電波くん(演-須藤公一)

コンビニで働く巨漢のマコトの友達。血液型A型。

名前の通り電波オタクで、その特技でマコト達を手助けしている。

シュンが殺された際は、G-Boysのメンバーとなった。

 

貝山 祥子(ショー)(演-青木堅治)

マコトの小学生時代の同級生。元々は女だったが、性転換して男性になった。

覗き部屋サイトのスカウトマンで、サイトのナンバー1であるアスミがサイトを利用していた「ゴム男」と呼ばれる
エリート会社員・佐藤司(村杉蝉之介)のストーキング被害に遭い、解決をマコトに頼む。

自分を男性らしく見せようとするが、根は気弱。

 

中村理香(リカ)(演-酒井若菜)

ヒカルの親友。マコトといい仲だったが、ラブホテルで何者かに惨殺される。

その後、同様の手段で女を暴行していた「ストラングラー」早乙女アツオ(羽賀研二)をマコト達が突き止めるが、
彼はリカの殺害に関わっておらず、謎が残るまま話が進む。

 

「池袋ウエストゲートパーク」のキャスト|羽沢組系氷高組

 

斉藤富二夫(サル)(演-妻夫木聡)

池袋を仕切る暴力団「羽沢組系氷高組」の構成員で、羽沢組組長(村松克己)の娘である「姫」こと天野真央(麻倉かほり)の付き人。

血液型O型。

マコトの中学の時の同級生だが、高校時代まではいじめられっ子で、その反動でヤクザになる。

小柄な体だが、非常に闘争心が強く冷静な判断力も持ち合わせている。

行方不明の姫の捜索をマコトに依頼し、その一件以来、マコトに恩義を感じて、情報の提供などで便宜べんぎをはかっている。

 

氷高(演-遠藤憲一)

サルの所属する羽沢組系氷高組の組長で、羽沢組の若頭。

いわゆるインテリヤクザで、普段は柔らかい物腰だが、キレると言動が荒くなる。

 

「池袋ウエストゲートパーク」のキャスト|警察関係者

 

横山礼一郎(演-渡辺謙)

東京大学卒のキャリアを持つ、池袋西署の署長。

連続女子高生絞殺未遂事件(池袋のストラングラー事件)を解決するために配属となった吉岡刑事の後輩で、
駆け出し時代の通称は「ハンサム」。

マコトとはボウリングで愛車のBMW3シリーズを賭け、負けたことをきっかけに知り合う。

過去に自分の妻が犯罪者に傷つけられ歩けなくなって以来犯罪者(特に暴力団や不良グループのような「群れでしか行動できない連中」)を心底憎んでいる。

署長になった現在でも自ら現場に関わろうと行動する真面目な男性だが、犯罪を潰すためならどんな手段でも使う冷酷な面もある。

どこにも属さず行動を起こすマコトを危険視している部分があるが、その一方でマコトの才覚さいかくにも気付いており、彼に協力する場合もある。
ギャング抗争の後、全責任をとって警察を辞め、探偵事務所を立ち上げる。

 

吉岡保(演-きたろう)池

袋西署の刑事で、登場時は警部。
警視に昇格して副署長となり、のちに署長となる。

池袋に古くから勤務しており池袋に詳しい。
マコトの母・リツコにぞっこんだが、リツコには全く相手にされていない。

タカシの父親であるテツとは旧知の仲だが、巣鴨のスナックの女に手を出し、ヤクザに追い込みかけられた時に間に入ってもらって以来、頭が上がらない。

日和見な性格なため、浜口同様に自身の性欲や保身のため警察官としての立場を利用することも多々あるが、
暴力を使う捜査や手柄の為に冤罪をでっちあげるといった警察のやり方には抗議するなど最低限の倫理観は忘れていない。

 

桜井(演-前原一輝)

茨城訛りが特徴の吉岡の部下の刑事。

士の回では何故か標準語をしゃべる。

 

浜口(演-阿部サダヲ)

マコトの家の近所にある警視庁池袋西警察署豊明町交番勤務の巡査。
のちに吉岡と共に、シャブの取引を上げ刑事課に配属になる。

威勢は良いものの、ケンカにはからっきし弱い。
風俗マニアでラストチャンスの常連、勤務時間中にも関わらずラストチャンスへ通うなど問題行動が多い。

風俗のために警察官としての立場を利用するだけでなく、
思い付きで無関係の人々を捜査に巻き込んで盛大に失敗するため、マコトたちから内心呆れられている。

 

 

「池袋ウエストゲートパーク」のキャスト|真島フルーツ

 

真島律子(演-森下愛子)

マコトの母。
池袋西口公園商店街のはずれにある果物屋「真島フルーツ」を営み、女手ひとつでマコトを育ててきた。

「ドリームコネクション」というネズミ講にハマっている。
のちにホームレス集団の頭「剣さん」(横山剣)がマコトの実父であることが判明。

 

松井加奈(演-小雪)

真島フルーツのパート従業員になった女。血液型O型。

前職はモデルで、現在は京極会二代目会長・蓮沼の愛人。

蓮沼の要望であらゆる仕事を転々としており、真島フルーツに勤めたのもそのためである。
マコトに好意を抱いており、そのことでヒカルとしばしば揉めることがある。

 

 「池袋ウエストゲートパーク」のキャスト|タカシの関係者

 

ジェシー(演-池津祥子)

タカシの彼女1号で、いつも金髪のかつらをかぶっている。何故かロシア語が堪能。

年齢は不詳だが、ヒカルの予想ではタカシの10歳は年上、また本名も不明だが、テツからは「のぞみ」と呼ばれている。

のちに、タカシとの間に一子をもうける。

 

キャシー(演-峯村リエ)

ジェシーがいなくなってからタカシが富士そばでナンパした彼女2号。
のちに、タカシとの間に一子をもうける。

 

安藤テツ(演-渡辺哲)

タカシの父。サウナを経営しており、G-Boysのメンバーやマコトらがよく訪れている。

吉岡刑事とは学生の頃からの知り合いで、吉岡が巣鴨のスナックの女性に手を出しヤクザに追われたところを仲裁したことがある。

 

 

クドカンの名作・その4|「木更津キャッツアイ」

‘‘Amazon‘‘より出典。

ドラマ「木更津キャッツアイ」はTBS系の2002年放送のドラマである。

主演は「岡田准一」だ。

2003年には、映画「木更津キャッツアイ 日本シリーズ」、2006年には、映画「木更津キャッツアイ ワールドシリーズ」が全国公開されている。

 

「木更津キャッツアイ」のあらすじ

 

木更津キャッツアイのあらすじ|ドラマ版

 

21歳の元高校球児・ぶっさん(岡田准一)は、高校卒業後、父の公助(小日向文世 )が経営するバーバー田淵を手伝っていた。
そんなある日、ぶっさんは末期ガンで半年の命と宣告されるーーーーーーーー。

死ぬなら悔いの残らないようにと考えたぶっさんは、高校時代の部活仲間(野球)と怪盗団「キャッツアイ」を結成。

そんなとき、映画館で、哀川翔主演の野球映画「やくざ球団」を観ていたら、突然映写機が壊れ、映画館は閉館に追い込まれる。
映写機の修理費は100万円以上・・。
哀川翔ファンの「キャッツアイ」は、銀行強盗して稼ごうか、と冗談を言い合う。

そして、公平たちが花火をしていると、釣り竿をかついだ哀川翔が現れ、哀川が率いる野球チームと試合をすることにーーーーーーーー。
野球チーム「木更津キャッツ」を結成。

木更津出身のバンド・氣志團に感動したうっちー(岡田義徳)の提案で、キャッツアイはバンド活動を開始。
一方、孤児院で育った氣志團は、2000万円を貸してもらうために房総京極会の事務所を訪問。
彼らの古巣の孤児院が、強制立ち退きの危機に直面していた。

「キャッツアイ」は氣志團のために、2000万円奪回計画を立てる。

野球チームは「木更津キャッツ」だが、怪盗団になると「木更津キャッツアイ」なのだーーーーーーーー。

木更津キャッツアイは母校と練習試合をすることになる。
だが母校野球部との試合当日の朝、公平は病状悪化。
野球がやりたいという彼の最後の願いを聞いて、悲しい野球を続ける木更津キャッツ。
ふらつく身体で、必死に一塁を目指す公平は・・・

「怪盗団」をしたり「野球」をしたり、てんやわんやで忘れてしまいそうになるが、ぶっさんの死は現実として間近に迫っていたーーーーーーーー。

 

木更津キャッツアイのあらすじ|映画版・日本シリーズ

余命半年と宣告された公平が、死の淵から生還し、半年後、元気にビールを飲み、大好きな野球に明け暮れていた。

大学生バンビ(櫻井翔) やギャンブル好きのアニ(塚本高史 )たちも野球チーム‘‘木更津キャッツ‘‘で草野球をしつつも、
怪盗団”木更津キャッツアイ”の活動にも余念がない日々を送っている。

氣志團が木更津でロックフェスティバルを開催することを知り、
キャッツのメンバーも、ぶっさん作詞作曲のラブソングの新曲にひっさげ、参加が決定する。

そして訪れる、木更津伝統の踊り”やっさいもっさい”のシーズン。
公平は元ストリップ劇場で、片言の日本語を話す韓国人女性ユッケ(ユンソナ)と出会うがーーーーーーーー。

氣志團が木更津でロックフェスティバルを開催することを知る。キャッツのメンバーもぶっさん作詞作曲のラブソングを新曲にひっさげて参加が決定。

 

木更津キャッツアイのあらすじ|映画版・ワールドシリーズ

ぶっさんが死んで3年後。

バンビ(櫻井翔)だけは、木更津にとどまり、市役所に就職していた。

そんなある日、空からぶっさんの声を聞く。
「If you build it, he will come(それを作れば彼がやって来る)」

それを期に、久しぶりにアニとマスターに会いに行く。

そして3人でぶっさんを蘇えらせようと、ぶっさんらしき声のいうとおりに何かをし始めるが、
突然爆発が起き、ぶっさん復活!!と思いきや、自衛隊訓練所から脱走してきたうっちーとゾンビ軍団であった。

果たして4人はぶっさんに3年前に言えなかった「ばいばい」を言えるのかーーーーーーーー。

 

「木更津キャッツアイ」の感想

 

「木更津キャッツアイ」は、青春群像劇せいしゅんぐんぞうげきだ。

元高校球児のぶっさん(岡田准一)は、末期がんで余命半年の宣告を受けるーーーーーーーー。

残された人生を悔いなく生きるため一大決心したぶっさんは、地元の野球チームのメンバーたちと怪盗団「キャッツアイ」を結成。
夜な夜な世のため人のため、木更津の街に繰り出すのだが、破天荒はてんこうなメンバーたちが、本気で真面目にバカをやる。
出てくるキャラが濃く、若者の勢いだけで生きてる感じもよく伝わってくる。

「死」がテーマなのに、重苦しさがない。
「死」というのは、誰にでもいつか訪れる自然な営みなんだと、気づかせてくれる。

「死の扱い方」について、そんなに重く考えなくてもいいのだと、教えてくれる。
もうちょっとポップに考えてもいいのではないかと。
いつもそこにあるもの、身近にあるもの、いずれ誰にでも訪れるものだと。

主人公が余命を宣告されるのに、全然暗い感じがなく、「クドカン」らしいポップな面白さ。

野球が大好きなぶっさん(岡田准一)
イケメンでモテモテだけど一途なバンビ(櫻井翔)
神出鬼没でミステリアスだけど英語が得意なうっちー(岡田義徳)
木更津キャッツアイの行きつけの飲み屋「野球狂の詩」のマスター(佐藤隆太)
親からう疎まれ、弟ともギクシャクしているアニ(塚本高史)

このメインキャスト5人が面白いことを追いかけ、終わらない青春模様。

そして、この群像劇を描く「クドカン」の脚本が本当に素晴らしいのだ。
野球の「表」と「裏」を生かし、同じシーンを違う目線から書いたり、ミステリー調の展開、時系列の緻密さ。

小ネタ満載のダベりシーンの数々・・
意地っ張りで不器用な「ぶっさんと父親の親子関係」や、一途なのに、なかなか縮まらない「バンビとモー子の恋」
コミカルな語り口だけど、優秀過ぎる弟にコンプレックスを抱いている「アニのコンプレックス」
ストーカー化した教頭に悩む美礼先生(薬師丸ひろ子)など・・

余命と向き合い「普通に生きよう」と決断する、ぶっさんの死生観もちゃんと描かれている。

明るい中に、「死」や「いじめ」とか意外とシビアな要素も嫌味なくうまく描かれているのもよい。

怪盗団というだけあって、お金やお宝を盗んだり、ニセ札使って儲けようするけど、
結局、野球道具にして母校に送ったり、なんだかんだで良いことばっかりしている。

その中に胸が詰まるエピソードや、細やかな人間関係が描かれているのが見どころ。

「死」とどう向き合うか。
誰かと共に生きるということは、相手との素敵な時間を過ごす表だけじゃなく、相手の「死」や「別れ」と向き合う裏でもあるのだ。そんな気持ちになったりする。

笑って観られるドラマの中でも、これは傑作だと私は思う。登場人物みんな癖しかないのに、
なぜかどの人も憎めない。
コントのようにバカやってる雰囲気なのに、最後はいつも少し切ない。

「木更津キャッツアイ」のキャスト

 

【ぶっさん】田渕公平(演-岡田准一)

木更津第二高校野球部元キャプテンで、キャッチャー。
木更津キャッツアイの事実上のリーダー。

ドラマの冒頭で、悪性リンパ腫で余命半年を宣告される。
劇中で何度か倒れるが、なんやかんやでしぶとく生き残っている。

思い悩むも「普通」に生きることを選び、キャッツアイのメンバーと共にビールや泥棒や野球に明け暮れた日々を過ごす。

病院にほとんど行った事がないせいか処方箋を持ってドラッグストアに薬をもらいに行き、
店員に「ここではもらえません」と言われても「薬局だろ?」と理解していなかった。

実家の理髪店を手伝っており、腕もセンスも確かで研究熱心(ただし無資格者なので本来は違法行為)。

 

【バンビ】中込フトシ(演-櫻井翔)

 

木更津第二高校野球部元エース。キャッツのピッチャー。

実家は呉服店で普段着は着物。
キャッツアイ唯一の大学生で良くも悪くも「フツー」。

イケメンでモテるが奥手で一途な性格故に童貞。バンビというあだ名も童貞から。

 

【うっちー】内山はじめ(演-岡田義徳)

 

キャッツのショート。

木更津第二高校野球部OBであるが、留年しているので公平たちより1歳上。

しかも、家庭環境などが一切不明、かつ神出鬼没でメンバーから気味悪がられていた。
一人だけ車に乗せて貰えずに自転車で追走したり、自宅を探るため尾行されたり、数に入れられないなど不遇な扱いを受ける。

 

【マスター】岡林シンゴ(演-佐藤隆太)

 

木更津第二高校野球部OB。
木更津キャッツアイのファースト。

「野球狂の詩」という飲み屋を経営。

「ゴジラ焼き」(ゴーヤーを焼いたもの)、「衣笠定食」(広島東洋カープにちなみ、鯉の煮物をメインにした定食)などの、
野球に例えたメニューが多いのが特徴。

細かいことは気にしておらず、オジーにタダ酒を飲ませている。

 

【アニ】佐々木兆(演-塚本高史)

木更津第二高校野球部OB。
木更津キャッツアイのサード。

名前の「兆」は「きざし」と読むが、なかなか正しく呼んでもらえない。

実家は写真館(佐々木写真館)を営んでいる。

金髪とボーダーシャツが特徴。

優秀すぎる弟・純を持ったせいで(無職のせいもあるが)両親からは疎まれ、食事まで差別されている。
周囲からは純の兄としか見られず「アニ」というあだ名もそこからついた。純との関係もギクシャクしている。

 

猫田カヲル(演-阿部サダヲ)

更津第二高校野球部OBで野球部監督。

木更津キャッツアイのキャプテン。
バンビの不在時はピッチャーを務めるが、実力はイマイチ。

嘘をつくとねずみ顔になる癖がある。
また、モー子と交際していた。

 

山口(山口智充)

木更津第二高校野球部OB。
草野球チーム・京極会のエース

普段は保険代理店業(ニューエイジファイナンス たんたん保険)を営む人情派ヤクザ(房総京極会の若頭)。

その傍らで「モノマネ教室」の講師をしているほどのモノマネ好きで多数のレパートリーを持つ。

野球は下手の横好きで、1イニングで15点とられるほどのヘボ。

 

犬島くん(演-中村獅童)(猫田の後輩)

第7,8話のみ登場。
草野球の背番号は「4」(不在の猫田と同じ背番号で代理の意味)

髪の毛もマユゲも全ての毛を剃り上げており、時々ヤスリを取り出して歯を削るなどして威嚇。
キャッツのメンバーだけでなく相手チームをもビビらせた。

バッターボックスではストライクゾーンに身を乗り出し、ぶつけられると乱闘騒ぎを起こすなどしていた。
怖いカオに似合わず律儀な性格らしく、猫田から代役を頼まれて助っ人として来たものの、
なにをどこまでやったら良いか分からなかったらしく、誰もいないグランドで練習を続け、目を開けたまま寝るなどしていた。

アニの代役で野球部を指揮したこともある。プレー自体はそれほどうまくない。

 

森山(演-森山直樹)

草野球の背番号は「10」。
ただし、ワールドシリーズの公式メモリアルブックでは、「センター森山」と紹介されている。

キャッツ唯一の小学生。
TVドラマでは第1話の試合で登場し、その後は練習風景等に不定期に登場。

 

リトル山田(演-妻夫木聡)


第9話(延長10回)のみキャッツの一員として参加。公平の同級生で同じ野球部に所属。

 

モー子(演-)酒井若菜

公平たちの同級生。

鼻にかかった声でしゃべるのが特徴。クラスで一番のバカで誰とでも寝る尻軽女と思われている。
キャッツアイのメンバーからは挨拶がわりに「ヤらせろ」、「ヤっちまうぞ」と言われている。

車を持っていることを理由に、猫田と付き合っていた。
でも、実は昔から公平のことが好き。
公平とは木更津への地元愛が強く、東京アレルギーという共通点も持つ。

バンビから思いを寄せられるが空回りが続いてしまい、公平と一線を越えそうになるが「実は処女」という事実が発覚したことで公平にフラれてしまう。

AV女優にスカウトされた窮地をバンビに救われて結ばれた。

オカリナ奏者の父を持ち、本人もオカリナが特技。

 

美礼先生(浅田美礼)(演-薬師丸ひろ子)

木更津第二高校で古文を教えている。
公平たちの恩師。
国語教師であるが白衣を着用している。
理由は大学時代、一緒に教員を目指していたが、病に倒れた先輩から譲り受けたもの。

裕福な家庭の一人娘でいまだ独身。

その場しのぎのデマカセで周囲を振り回す悪いクセがある。
また、天然でサラっとヒドいことを言う。

 

教頭(演-緋田康人)

木更津第二高校の教頭。

生徒指導に悩む美礼から相談を持ちかけられ、一夜を共にしたことがきっかけでストーカー化。
立場を利用して自らの不倫や嫌がらせをもみ消すなど卑劣極まりない行為の数々により美礼を人間不信に追い込んだ。
だが、実は彼自身妻からの深刻なDVに悩んでおり心を病んでいた。

 

ミー子 (演-平岩紙)

うっちーの彼女。

当初はうっちーの妄想上の銀行員であった。
うっちーが、後述の小峰社長の魔の手から救ったことで交際スタート。

普段はモー子とともに行動をしていることが多い。

 

佐々木純(演-成宮寛貴)

木更津第二高校2年生。アニの弟。
高校きっての投手で、プロのスカウトからも注目を浴びる学校一の期待の星。
上下関係に厳しい野球部員らしく公平たちへの態度は従順。

自分の才能や待遇にやっかむアニとの関係がうまくいっていなかった。
アニが野球部監督に就任し、少しは頼もしい姿を見せるようになったことで関係も僅かに修復した。

 

巡査(竹田イチロウ)(演-)三宅弘城

「木更津キャッツアイ」の話の内容自体が、警察に厄介になるような内容が多く、しばしば登場する。

自分が警察官であるという自覚に乏しく、不謹慎な言動も多い。バク転ができる。

 

二代目・木更津ローズ (演-)森下愛子

木更津のストリップ劇場(木更津ホール)に出演する、看板ストリッパー

木更津キャッツアイを店前で誘惑するも、「ビール!ビール!」と言って去られてしまった。

第4話では、ミスター木更津コンテストの審査委員長も務めた。
「木更津の男たちが性犯罪に走らないのはローズさんのおかげ」と言われるほど慕われていたが、
ヘルニアと年齢が原因で強制的に引退させられた。
それがきっかけで公助と結婚。公平の義母となる。

 

田渕 公助(演-)小日向文世

ぶっさん(公平)の父親。
バーバータブチを経営しているが理容師免許は持っていない(公平の母の免許で営業している)。
腕前は、下手くそ。
息子のフォローでどうにか経営している。

男手一つで公平を育てたが、なぜか名前を呼び捨てにされ、逆に公平を呼ぶ際はクン付けをしている。

実は強い絆で結ばれた親子。
公平の体調を誰より心配し、こっそり美礼に相談していた程。

そんな父だけに公平は余命半年であることをなかなか言い出せず、
薄々気づいている公助は不安を紛らわせるために「ものまね教室」にのめり込む。

アニのせいで公平の寿命を知ってしまうが、息子に動揺を悟られまいとして和田アキ子のものまねで「あの鐘を鳴らすのはあなた」を熱唱。病院を抜け出す公平の身代わりを引き受けるなど親バカぶりを発揮する。

肝心なことをスッカリ忘れていたりするなどちゃらんぽらん。
こうした欠点がぶっさん(公平)にもしっかり受け継がれている。

 

 

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りょーこ
「ぼっち愉楽と私の戯言」の運営者です。 ぼっち愉楽(ゆらく)と私の戯言(ざれごと)は、マンガ、本、日本ドラマ、邦画、カフェ、旅などを狭く深く愉しむメディアです。

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