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「溺れるナイフ映画版」は伏線が弱い?原作との違いをまとめてみた!

りょーこ
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「ぼっち愉楽と私の戯言」の運営者です。 ぼっち愉楽(ゆらく)と私の戯言(ざれごと)は、マンガ、本、日本ドラマ、邦画、カフェ、旅などを狭く深く愉しむメディアです。

 

こちらの記事では映画版「溺れるナイフ」のあらすじや感想、登場人物、原作との違い、
ネタバレなどを書いていきます。

漫画家「ジョージ朝倉」原作で、2016年11月5日に公開された「溺れるナイフ」
「小松菜奈」×「菅田将暉」のW主演で、監督・脚本は山戸結希やまとゆうきです。

このドラマを一言で言うと、「映像がキレイなおしゃれ映画」です。

原作ファンとしては、正直「映画版・溺れるナイフ」は微妙ですが、
一邦画ファンとして、原作を知らずに観れば、純粋に好きなテイストです。

この記事では映画版「溺れるナイフ」のあらすじや感想、登場人物、原作との違いを合わせて書いていきます。
※ネタバレがあるので、注意して読み進めてください。

 

もくじ

「溺れるナイフ」の原作と映画版の違いを箇条書きにしてみた!

 

【原作と映画版の設定の違い】

  • 原作は小6、映画版は15歳からはじまる。
  • 夏芽の実家の旅館は原作は「ひねもす屋」、映画版は「あづまや」

 

【映画版に出てこない登場人物】

  • コウの腹違いの姉。
  • コウの従兄弟の 桜司
  • 桜司の母であり、コウの祖父の愛人の娘、
  • 小6のころ夏芽たちとクラスメイトだった早瀬
  • コウの彼女上原(夏芽と別れていた時期に交際)。
  • カナの従兄弟で上原の友人じゅり
  • 夏芽たちの中学からの同級生国広鈴香
  • 鈴鹿グループの女子の1人江波
  • 中学3年生の夏芽たちのクラスメイト武田

 

【原作にはあったシーン】

 

 

 

 

 

「溺れるナイフ映画版」のあらすじ|原作と違い15歳からはじまります。

 

15歳の夏。東京から遠く離れた浮雲町に越してきた、人気モデルの望月夏芽。
退屈でウンザリするようなこの町で、夏芽は体を貫くような“閃光”と出会ってしまう。それは、コウと呼ばれる少年・長谷川航一朗だった。
傲慢なほどに激しく自由なコウに、反発しながらも、どうしようもなく惹かれてゆく夏芽。コウもまた、夏芽の美しさに対等な力を感じ、やがてふたりは付き合いはじめる。「一緒にいれば無敵!」という予感に満たされるふたり。しかし浮雲の夏祭りの夜、全てを変える事件が起きるのだった―。
失われた全能感、途切れてしまった絆。
傷ついたふたりは、再び輝きを取り戻すことができるのか。未来への一歩を踏み出すために、いま、ふたりがくだす決断とは―。

溺れるナイフ 公式サイトより引用

 

「溺れるナイフ映画版」の原作はジョージ朝倉。

 

「溺れるナイフ映画版」の原作は、「ジョージ朝倉」による少女漫画が原作。

原作のあらすじを簡単に説明します。

東京から遠く離れたド田舎の浮雲町に引っ越してきた望月夏芽は、
退屈でウンザリするようなその町で、
「コウ」と呼ばれる少年・長谷川航一朗と運命的な出会いをします。

惹かれあい付き合いはじめる2人。全能感を感じ、絶頂期を迎えるのです。

しかし、浮雲町の夏祭り‘‘喧嘩火付け祭り‘‘の夜、2人を切り裂く残酷な事件がーーーーーーーー。

夏芽が熱狂ファンによって、拉致され暴行されそうになり、
危険を察知したコウが駆けつけるが、変質者に返り討ちにされ、殺されそうに・・。

一緒にいれば無敵という予感は消え去り、
光を失った2人は別れを選び、「2人の世界」の終わってしまいます。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

時はたち、高校へと進学した夏芽は、コウの親友、大友と恋をします。
コウは地元のヤンキーとつるみ、あの日の呪いは解けないまま・・。

夏芽も事件のトラウマや、現在の生活とのバランスに悩みながらも、
ドラマ出演を決意し、再び芸能活動を再会するのです。

コウの暴力に走る素行の悪さは、あの事件がきっかけなのではと気になりながらも、
大友との恋、平凡な生活に幸せを感じる日々を大切にしていた夏芽。

でも、コウの影も完全には消えず、
大友との恋はきっと刹那的なものだという予感が苦しいーーーーーーーー。

そして、ものがたりのの後半にまた大きな展開を迎えます。

 

 

「溺れるナイフ映画版」の原作との違い5点。

 

① 夏芽とコウの出会い。

 

17巻を2時間の映画にまとめるには無理があるとは理解しつつも、
夏芽がコウちゃんに惹かれ、好きになり、付き合うまでの過程だけは、
もうちょっとだけ、ていねいに描いてほしかった。

映画版は夏芽とコウが、仲良くなるようなエピソードも少ないまま、
急に‘‘コウちゃん‘‘と呼びはじめ、気が付いたら距離が近くなって付き合ってる感じ。

原作を知っているわたしは理解できるのです。その過程。
神さんの海で出会い、お互いに全能感を感じ共鳴し、
惹かれあっていく過程がていねいに描かれているのを知っているから。

しかし、原作を知らないひとは、キョトンとしてしまうと思います。
いろいろと唐突すぎて。

「転校してきたばかりなのに、いつの間に夏芽はコウちゃんなんて馴れなれしく呼んでるの?」とか
「あれ、いつのまに自転車2人乗りして、笑い合うようなラブラブな関係になったの?」など、
駆け足で進んでいくストーリー運びに戸惑うのです。

原作では出会いから、少しずつ縮まっていくふたりの距離をていねいに描いています

 

溺れるナイフ 第1巻P30-31より出典

 

溺れるナイフ 第1巻P56-57より出典

 

コウは、その土地一帯を取り仕切る神主一族の末裔まつえいで跡取り。
その育ちからか、傲慢ごうまんで激しく、自由な少年です。

意地悪で気まぐれで、エキセントリックな彼に反発しつつも、どうしようもなく惹かれていく夏芽。

彼の神々しさに心を奪われ、いつか「コウちゃん」は「わたしの神さん」だと特別視しはじめる。

 

 

溺れるナイフ 第1巻P30-31より出典

 

コウもまた、夏芽の美しさに自分と同種の力を感じ、夏芽を受け入れ付き合い始める。

 

付き合うまでの過程にもいろいろあって、一緒に東京に行ったりもするのです。

⇩夏芽のモデルとしての撮影を目のあたりにしたときのコウ。

溺れるナイフ 第1巻P132より出典

原作は、広能さんや撮影スタッフの前で、「夏芽は俺のモンじゃ」と、
夏芽がいないところで宣言し、後から広能さんに聞かされます。

 

⇩東京からの帰りみちのふたり。

溺れるナイフ 第1巻P145-146より出典

駆け落ちっぽくキスしとこうと思ったけど、結局しない思わせぶりなシーン。

 

ほかの原作エピソードでは、小学校の修学旅行(映画版は15歳から物語がはじまる)とか、
コウの複雑な家庭環境のことを知ってしまったりとか、

ちょっとずつちょっとずつ、ていねいに距離を近づけていったふたりなのです。

そして、惹かれあうふたりは必然的に付き合い始めるのです。

溺れるナイフ 第2巻161-162より出典

 

繰り返しますが、映画版のふたりの距離のつめ方は、唐突すぎるのです。
2時間だからしょうがないけど、もうちょっとどうにかなったのでは?と、思ってしまうのです。

 

② 拉致事件の伏線が映画版は圧倒的に足りない。

 

映画版の火付け祭りの日、拉致事件が起きる前、
なんにも伏線がないのに、コウは嫌な予感を感じます。

これまた唐突な印象で、え?なんで危ないってわかったの?
コウは、エスパーか何かなのかな?ってなりました(笑)
嫌な予感を感じるには、伏線となる材料が圧倒的に少なすぎるのです・・。

原作には、‘‘夏芽の持ち物が学校で盗まれる‘‘という伏線があります。
そして、コウが嫌な予感を感じ、長谷川家で代々受け継がれている数珠を、
夏芽にあげる大事なエピソードもあります。

⇩夏芽の持ち物が頻繁になくなります。

溺れるナイフ 第3巻112より出典

たて笛、ペンケース、弁当箱、上履き、靴下など・・
そりゃあもう、不自然なほど大量に・・。

 

⇩嫌な予感がするコウが、代々受け継がれている数珠を夏芽にあげるシーン。

 

溺れるナイフ 第2巻P158より出典

 

⇩そして、火付け祭りの日、夏芽の持ち物を盗んでいた犯人がわかります。

 

溺れるナイフ 第3巻P144より出典

 

⇩さらに、夏芽の実家の旅館に泊まっていた客が、夏芽の持ち物を買っていたと判明するのです。

 

溺れるナイフ 第3巻P167より出典

 

いろいろな伏線があるからこそ、
嫌な予感を感じ、夏芽がいなくなったときも危険を察知できた原作。

映画版のコウちゃんは「エスパー」です(笑)
唐突に夏芽の危険を察知できるのですから。

もしくは、神主の跡取りだから、嫌な未来が見えてしまったのかもしれませんね。

 

③ 夏芽とコウの別れのシーン。

 

映画版では、拉致事件を引きづったコウがぐれて、やさぐれて、
ヤンキーになって別れちゃった・・みたいに描かれています。

ふたりの世界が終わってしまう決定的なシーン。
原作ファンにとって、とてもだいじな切ないシーン。

原作では、カナがふたりの心の行き違いを心配して、
夏芽とコウが話すチャンスをつくろうとするも、
ふたりの別れを決定的にするキッカケとなってしまいます。

溺れるナイフ 第5巻P32-P33より出典

カナちゃんとの口論を、コウに聞かれてしまうのです。

溺れるナイフ 第5巻P34-P35より出典

 

溺れるナイフ 第5巻P40-P41より出典

ふたりの世界が終わってしまう、切なくて苦しいエピソード。

ただやさぐれて不良に走ったわけではないのです。

 

④ 夏芽と大友の恋。

 

そして、これまた大友と恋も唐突すぎるのです。

コウちゃんとの出会いも別れもていねいに描かれないまま、
大友との恋のなだれ込んでいく映画版。

原作では、夏芽は大友に惹かれながらも
好きになってはいけない相手だと、気持ちを隠そうとしています。

それは、コウと大友が親しかったからというのもあるけれど、
大友のような太陽のような光の少年に、重いものを背負わせたくなかったから。

溺れるナイフ 第8巻P159より出典

大友との恋も、ていねいにていねいに進んでいく原作。

映画版では夏芽の部屋でわちゃわちゃとじゃれあいながら
ちょっとずつ距離をつめて、どさくさに紛れてキスをします。

 

⇩原作では、花火大会でのうっかりキス。

溺れるナイフ 第8巻P82-P83より出典

そして、その数日後ふたりは付き合うことになるのです。

⇩大友の告白シーン。

 


溺れるナイフ 第9巻P118-P123より出典

 

この流れ、このていねいな流れに、原作ファンはキュンキュンするのです。
だから、映画版のナニコレ感がすごい

急に距離をつめすぎるし、ふたりの別れのときも、
大友がカラオケを歌うのですが、これまたナニコレ感がすごい。
そして、長い。すんごい長い。2番まで歌っちゃいます。
しかも歌う曲は、吉幾三さんの「俺ら東京さ行ぐだ」(笑)
東京に行く夏芽の応援ソング、という演出なのでしょう・・。

仕事を理由に別れを告げる夏芽ですが、コウちゃんが理由なのに、
大友に嫌われたくないっていう夏芽のずるいところ、女の嫌な部分が出てくるのに、
大友がめちゃくちゃ簡単に許します。

⇩原作で、大友が別れを告げられたときのシーン。

溺れるナイフ 第14巻P143より出典

夏芽が仕事に集中したいと言い訳をするのですが、
大友はコウが理由だと気が付いてしまいます。

溺れるナイフ 第14巻P147より出典

そんな簡単に許せるはずもないし、
原作では応援ソングを歌えるほど、大友は大丈夫なんかじゃないんです。

 

⑤ キャストは、ぴったり?それとも、原作とイメージが違う?

 

キャストに関しては、小松菜奈の夏芽はちゃんと夏芽だし、
菅田将暉のコウもちゃんとコウだし、
このふたり以外のキャストも、ほぼイメージ通りでした。

ただ、広能さんの風貌と、キャラの乖離かいりが、
どうしても原作ファンとしては引っかかるし、気持ちが悪い。

もうこれはしょうがない。原作ファンだから許してほしいです。

まず、風貌。

⇩こちら、広能さん役の志磨遼平。

溺れるナイフ 公式サイトより引用

 

⇩こちら、原作の広能さん。

溺れるナイフ 第10巻P28より出典

 

原作の広能さんのほうが、確実におっさん(笑)

いや、別におっさんじゃなくても、若いキャストでもいいのです。
ちゃんとイメージに合ってさえいれば。
でも、イメージとまったく合っていないのだもの・・。

そして、演技の違和感がとても気になってしまいました。
どうやら俳優さんじゃなく、演技初挑戦のミュージシャンなのですね。

話し方が独特で、なよなよした印象だし、
そして、なんかよくわからないニヤつきが、終始気になってしまいました。
なんで、いつもちょっとニヤついてんねんと。

夏芽をモデルとして口説いているときも、
ずっとニヤニヤしていて、口調も含め、
なんなの?ばかししてるの?という雰囲気でした。

 

⇩事件以降、表舞台に出ることを極端に恐れている夏芽に、広能さんが会いにくるシーン。

溺れるナイフ 第10巻P66より出典

原作の広能さんは、熱く情熱的に夏芽を口説きます。
夏芽のことを、「本物」だと心の底から認めているから、
このまま消えてほしくないから、夏芽とのつながりをとても大事にします。

けっしてばかにしたような雰囲気はないし、若い女の子相手なのに敬意さえ感じとれる。

申し訳ないけど、志磨さんからはそういったものはまったく感じ取れず、
自分の撮りたいものを撮りたいだけの、
ひとりよがりフォトグラファーとさえ思いました。

 

溺れるナイフ 第10巻P67より出典

敬意とともに、夏芽への愛も感じとれる原作の広能さん。
ふたりは、原作では文通をしています。

⇩日々の写真を撮り手紙を送る、広能さんとの大切なエピソード。

溺れるナイフ 第10巻P23より出典

こういったところも、映画版ではていねいに描かれていないので、
広能さんとの信頼関係が薄く感じてしまって、とても残念なのです。

 

「溺れるナイフ」の原作ファンとしてのレビュー。

 

全体的な印象としては、過程を見せないダイジェスト映像のような構成のため、
小松菜奈と菅田将暉のイメージビデオのような、ふたりのミュージックビデオ観ている印象です。

菅田くんの金髪はうつくしいし、原作のコウそのもので神々しい。

コウちゃんが菅田くんで良かった。
15歳という設定には無理があるかと思いきや、そんなことなくて。
小松菜奈ちゃんも夏芽もイメージには近いのだけど、演技は微妙です。

神さんの海、森などの自然、火付け祭りのシーンの映像はとても美しかった。

映画版だけしか知らないのなら、ストーリーがぶちぶち切れる演出も、悪くないでしょう。

でも、原作のほうは無邪気さというか、子供ゆえの無鉄砲さがあって
無力さとか理不尽さとか、ひとの悪意とか、どうにもならなさが全面的に出ているので、
これを映画版でも、成長とともに描かれていたら、
苦しくて切ない良質な映画ができていただろうとおもってしまいます。

あと、気になったのは使われている主題歌や挿入歌の楽曲。

映画版全体を通して散りばめられた楽曲が謎すぎました。
夏芽とコウちゃんの神々しさを、そんなよくわかんない音楽で表現しないでって
思ってしまうくらい「溺れるナイフ」には馴染まない楽曲ばかりでした。

うん。
曲としては悪くなくて、わたしは割と好きなのですが、

セリフに思いっきりかぶってきて、邪魔な印象を受けました。

そして、カナちゃん。

カナちゃんが、どういう立ち位置なのか、映画版は説明が足りてないです。
夏芽をライバル視してるの確かだけど、
その理由が「あなたに憧れていたわたしはもういない」なのか
「コウちゃんに選ばれるくらいになってやる!」なのか
メインキャストのはずなのに、なんだかよくわからない脇役になってしまっていて・・。

原作では存在感があり、憎める存在なのに。
上白石萌音なら十分に、カナちゃんの憎たらしさを表現できたはずなのに。
とてももったいないのです。

夏芽とコウを崇拝してる描写が本当に少ないです。
原作では。カナちゃんがふたりを崇拝すればするほど、
夏芽とコウの存在が神々しく感じられたのに、映画版にはその描写がないので、
ただの中二病っぽい美男美女カップルでおわってしまう。

夏芽とコウを、より際立たせて感じられるカナちゃんの存在が、本当に薄い。

最後の「もうコウちゃんには近づかんといて」って言った瞬間、いや、あなた誰?
何で急に、コウと親しい空気なの?ってなってしまう、上白石萌音ちゃんの無駄遣い感。
もっと上手に使ってあげてほしかったです・・。

まあ、でも、一邦画ファンとしては、原作を知らずに観れば、純粋に好きなテイストです。
前情報なしで観ていたとしたら(たぶん)
説明不足で客さん任せな演出とか割と嫌いじゃないです。

でも、今回ばかりはちょっと物申したいのです。
これはもう、しょうがない。
わたしはあえて、‘‘原作ファン‘‘として物申させていただきました(笑)

まず、17巻ある原作なので、2時間の映画におさめるのに無理があります。
「溺れるナイフ」は、映画じゃなくて深夜枠のドラマにしてほしかった、というのがわたしの正直な感想です。

 

 

「溺れるナイフ映画版」のキャスト|原作との違いは?

 

望月 夏芽 (演-小松 菜奈) 主人公。

 

溺れるナイフ 公式サイトより引用

 

望月 夏芽もちづき なつめ (演-小松 菜奈こまつ なな)

家は旅館「あづまや」を経営。弟がいる。

15歳で親の実家の都合で浮雲町に引越す。

浮雲町の‘‘神さんの海‘‘でコウと出会い、強烈に惹かれていく。

周囲の目を引く、綺麗な顔立ちの美少女で、
刺激的な「何か」を欲し、東京にいた頃はモデルの仕事もしていた。

 

【原作の夏芽と、映画版では描かれていない設定】

溺れるナイフ 6巻P10より引用

 

目立つ外見や、モデル、東京出身ということもあり、周囲に溶け込めない。
クラスメイトの女子たちとの確執があるが、そこから生まれる鈴香や武田との友情も描かれている。

 

長谷川 航一朗 (演-菅田 将暉) 夏芽と付き合うが・・。

 

溺れるナイフ 公式サイトより引用

 

長谷川 航一朗はせがわ こういちろう (演-菅田 将暉すだ まさき)

地元の元大地主「長谷川家」の跡取り息子。

通称コウ、コウちゃん。

家は「長谷川産業」を経営しており、山を一つ所有するほどの金持ちで、
浮雲町の人間なら必ずなんらかの世話になっているため、誰も頭が上がらない。

コウは、そんな長谷川家の‘‘本家の跡取り‘‘という大きなプレッシャーを背負っている。

長谷川家の血筋で、少しだけ霊感のようなものがあったことから、
家族や、周囲の大人たちから過剰に期待される環境にあった。

そのせいか、幼稚園の頃は非常に暴力的で荒れており、周囲から怖がられていた。
不思議な力を持つ曾祖母そうそぼ数珠じゅずを授けられた頃から落ち着き、
小学校以降は皆の輪の中心に立つ人物になる。

小学6年生のころに夏芽と出会い、中学に上がり付き合い始める。

しかし、その幸せな時間は長くは続かない。
夏祭り‘‘喧嘩火付け祭り‘‘の夜に起きた、拉致事件で夏芽を助けられず、その後破局。

再び暴力的な性格が目立ちはじめ、夏芽はもちろん親友の大友とも疎遠となり、
暴力、喫煙、後輩いびりなど、素行がいちじるしく悪くなる。

 

【原作のコウと、映画版では描かれていない設定】

溺れるナイフ 3巻P24より引用

腹違いの姉がいる。

学校での成績は良くないが、第一志望校は偏差値70。
カミュの「シーシュポスの神話」を読んでいたり、
近現代の思想家の著書で部屋が埋め尽くされているほどの読書家。

また、公の場では、長谷川家の息子にふさわしい堂々として大人びた振る舞いを見せる。

家庭は複雑で、父親との確執は溝が深い。
「コウの母・冬美はしゅうとである先代にはらませられてコウを生んだ」と噂されているが、真相はやぶの中。

冬美はそのせいで気が狂い、幼いコウの首を絞めているところを見つかって、
神さんの海に身を投げ、いまだに死体があがらないという。

財産目当てで現れた先代の愛人の子・薫にうとまれている。

拉致事件で犯人の蓮目に首を絞められたときに、母親との記憶がフラッシュバックする。

 

大友 勝利 (演-重岡 大毅) クラスのムードメイカー。

 

溺れるナイフ 公式サイトより引用

大友 勝利おおとも かつとし (演-重岡 大毅しげおか だいき)

漁師の息子。夏芽のクラスメイトでコウの元親友。

おおらかで優しく明るい性格で。
幼い頃、暴力的だったコウにもおくせず近づき、親友となる。

 

【原作の大友と、映画版では描かれていない設定】

 

溺れるナイフ 10巻P8より引用

幼い頃、暴力的だったコウにもおくせず近づき、親友となる。
コウのことが大好きで、彼女になった夏芽のことがはじめは気に食わなかった。

コウの素行が悪くなり始め、少しずつ疎遠になりはじめる。
大友とコウの友人がリンチされた際、その場にいたコウが、手を出してはいないものの、
他人事のような顔をしていたことに失望し、交流がなくなる

幼い頃から地元の海で遊んでいたため、サーフィンが得意。

芸能界に復帰した夏芽に触発され、ギターの練習にあけくれている。

 

松永 カナ (演-上白石 萌音) 小柄で大人しいクラスメイト。

 

溺れるナイフ 公式サイトより引用

松永まつながカナ (演-上白石 萌音かみしらいし もね)

夏芽のクラスメイト。コウの信者。

おどおどした性格で小さいころから周りにバカにされている。

 

【原作のカナと、映画版では描かれていない設定】

溺れるナイフ 6巻P34より引用

夏芽が転校してくる前から愛読雑誌「プラム」のモデルだった夏芽のファンだった。

幼稚園のころからずっとコウが好きで、
追い払われても側を離れなかったため、コウに海に落とされたことがある。

その「憧れの2人」が惹かれあっているのを知ると、
「運命で結ばれたカップル」として神聖視するようになる。
自分が付き合うよりも、夏芽とコウの輝きを見ている方がいいと言っている。

拉致事件後、すれ違う2人を取り持とうした行動が裏目に出て、
それが夏芽たちの破局の直接のきっかけとなってしまう。

2人が別れたことに大きくショックを受けるが、
それをきっかけに、痩せたり、ピアスを開けたりと、大胆にイメチェン。

コウを救えるのは夏芽だけだと思っているため、夏芽が大友と付き合うことを知り激怒。
それ以来、夏芽とあまり交流がない。

 

広能 晶吾 (演-志磨 遼平) フォトグラファー。

 

溺れるナイフ 公式サイトより引用

広能 晶吾ひろのう しょうご (演-志磨 遼平しま りょうへい)

一流カメラマン。

 

【原作の広能と、映画版では描かれていない設定】

溺れるナイフ 10巻P28より引用

拉致事件後も夏芽にカメラをプレゼントしたり、文通で写真交換をするなど交流が続いていた。

 

望月 竜太 (演-伊藤 歩夢) 夏芽の弟。

 

溺れるナイフ 公式サイトより引用

望月 竜太もちづき りゅうた (演-伊藤 歩夢いとう あゆむ)

夏芽の弟。

 

望月 直樹 (演-斉藤 陽一郎) 旅館を営む夏芽の父。

 

溺れるナイフ 公式サイトより引用

望月 直樹もちづき なおき (演-斉藤 陽一郎さいとう よういちろう)

夏芽の父。

 

望月 芽衣子 (演-市川 美和子) 夏芽の母。

 

溺れるナイフ 公式サイトより引用

望月 芽衣子もちづき めいこ (演-市川 美和子いちかわ みわこ)

夏芽の母。

 

蓮目 匠 (演-嶺 豪一) あづまやに宿泊中の客。

 

溺れるナイフ 公式サイトより引用

 

蓮目 匠はすめ たくみ (演-嶺 豪一かんじ)

夏芽を拉致した男。

あづまやの客として夏芽に近づき、「おじいさんが倒れた」と夏芽を騙し連れ去った。

 

溺れるナイフ 3巻P26より引用

 

【原作の広能と、映画版では描かれていない設定】

夏芽の持ち物、たて笛、ペンケース、弁当箱、上履き、靴下などを、
夏芽たちの先輩にお金を払い手に入れていた。

 

長谷川 航司郎 (演-堀内 正美) 航一郎の祖父。

 

溺れるナイフ 公式サイトより引用

 

長谷川 航司郎はせがわ こうしろう (演-堀内 正美ほりうち まさみ)

航一郎の祖父。

 

望月 鉄男 (演-ミッキー・カーチス) 夏芽の祖父。

 

溺れるナイフ 公式サイトより引用

望月 鉄男もちづき てつお (演-ミッキー・カーチス)

夏芽の祖父。

 

 

「溺れるナイフ映画版」の主題歌と挿入歌。

 

「溺れるナイフ」で使われている音楽は、
全体的にコアでサブカル感のある楽曲ばかりです!!

 

主題歌|ドレスコーズの「コミック・ジェネレイション

 

主題歌となるのは、志磨遼平が以前にひきいていたバンド、「毛皮のマリーズ」の
2011年発表の楽曲「コミック・ジェネレイション」。

「溺れるナイフ映画版」のために「ドレスコーズ」として新バージョンを録り直したそう。
この新しい「コミック・ジェネレイション」は、シングル「人間ビデオ」に収録されています。

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【主題歌概要】
ドレスコーズ「コミック・ジェネレイション」
作詞・作曲:志磨遼平

 

挿入歌|大森靖子の「絶対彼女」「ハンドメイドホーム」を堀越千史がカバー。

 

シンガーソングライターの大森靖子の手がけた「絶対彼女」「ハンドメイドホーム」を
堀越千史がカバーしています。

 

⇧こちらの動画は大森靖子が歌っています!!

【挿入歌概要】
「絶対彼女」
作詞・作曲:大森靖子

歌:堀越千史

 

⇧こちらの動画は堀越千史の歌声です!

【挿入歌概要】
「ハンドメイドホーム」

作詞・作曲:大森靖子

歌:堀越千史

 

挿入歌|会社員ラッパー「オノマトペ大臣」による楽曲。

 

「普通であることのハードコア性」を提唱しているオノマトペ大臣による楽曲。

tofubeatsとネットラジオを配信したり、ラッパーとして楽曲を制作したりと、
クリエイティブな活動を行っている会社員ラッパーさんだそうです。

 

【挿入歌概要】
「水星」
作詞・作曲:オノマトペ大臣/tofubeats.

歌:堀越千史

 

挿入歌|おとぎ話の「めぐり逢えたら」

 

山戸監督の盟友、おとぎ話・有馬和樹による書き下ろし「めぐり逢えたら」

 

【挿入歌概要】
「めぐり逢えたら」
作詞・作曲:有馬和樹(おとぎ話)

歌:堀越千史

 

>>「溺れるナイフ」オリジナル・サウンドトラック はこちらへ。

全体的に、ポップなサブカル感のある楽曲が使われている印象です。

 

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  • 月額読み放題コース

※プランによって読める漫画が異なるため、登録前に確認することをおすすめします。

「溺れるナイフ」は、レンタル&読み放題コースに含まれていないので、ポイントを購入する必要があります

まずは、試し読みしてみましょう。

 

 

U-NEXT(ユーネクスト)

 

 

 ジャンルが豊富で、会員登録をすると、購入前に無料で試し読みでがきます。

ソク読みコミックシーモアは、会員登録をしなくても試し読みできますが、
U-NEXTはいったん会員登録をする必要があります。

そして、雑誌読み放題、一部の動画配信も無料で視聴できるサービスですが、
人気の漫画は、ポイントを購入する必要があるものがほとんどです。

しかし、U-NEXTはポイント還元率が、以下のように比較的高めなのでおすすめします。

 

  • 会員登録と同時に600円分のポイントがもらえる
  • 月頭に1200円分のポイントが毎月もらえる
  • ポイント課金すると、決済方法によって20~40%のポイントが32日後に還元される。

 

⇧うまく利用すると、とってもお得です!
溺れるナイフは1冊453円なので、登録するだけで1冊買えちゃいますし、
「溺れるナイフ映画版」も31日間は無料で視聴できますよ。

 

 

 

 

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りょーこ
「ぼっち愉楽と私の戯言」の運営者です。 ぼっち愉楽(ゆらく)と私の戯言(ざれごと)は、マンガ、本、日本ドラマ、邦画、カフェ、旅などを狭く深く愉しむメディアです。

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